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ゴダール『フレディ・ビュアシュへの手紙』『JLG/自画像』 2005.8.31

◆希望は少年のものだったが 少年はかんじんなこと つまり 自分が誰のものか 知らなかった 闇が放つ力がどれほど 強大かも知らなかった◆

新文芸坐ゴダールナイトの3番目。『フレディ・ビュアシュへの手紙』『JLG/自画像』短編2作つづけて上映です。
新文芸坐オールナイトって、何故かこのきびしく眠気の襲う時間帯に、こーゆー眠いのを持ってくるって気がするんですが・・・。ちときびしかったです。うとうとしてもーたです。orz

このあたりから、音楽使いが、今のゴダール的になってきたんでしょうか。と言うか、完成されてきたのかな。
独特の、1音だけバシッと入れる、あの音とか。
ゴダール監督デビューから今に至るまで、3段階あるんじゃないか、と思います。
初期のユーモアたっぷりでキュートな作品群、政治色の強い、難しくておばかな私にはわかんにゃい~な作品群、海の映像等とクラシック音楽メインの、美しさに惹かれる作品群。って感じがします。最近の作品は、65年の『気狂いピエロ』で核みたいなのが出来ていたかもしれません。

 

『JLG/自画像』は、ゴダールの映画観みたいなものがつまっていて、ファンは必見かも。う~もう一度観たいなあ。
字幕の抜粋なんて便利なものがあったので、是非こちらを御覧くださいませ。

後の『愛の世紀』を思わせる、映像と音楽の美しさ、映像と音楽のマッチングは、やはり見事です。

 

クリックよろぴくー。


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テーマ : フランス映画
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Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
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