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勅使河原宏『砂の女』 2007.6.2

勅使河原監督には、最初のタイトルから驚かされます。
ATGなどより遥かにアーティスティック。その美的センスは、幼少の頃から身に付いている感じです。フランス、イタリア等の模倣ではなく、モノホンの独自のものであり、何かをマネしてカッコつけてるのでは決してない自然なものを感じます。
それでいてアヴァンギャルドで斬新!スゴイですっっ!!

勅使河原監督のこれより前の作品で『おとし穴』と言う、これまたひっじょおに斬新な作品がありますが、(こちらの感想も後に書きたいと思っています) まさにこの映画も「おとし穴」に、或いは蟻地獄にハマるような話です。すっっごく恐ろしいです。
岸田今日子の代表作でありますが、彼女以外に考えられないってくらい、不思議な妖しさを漂わせた演技は物凄いです。
それから、黒澤映画の常連である三井弘次がすんごい良かったです。

普段身近にありながら、それについて考える事は皆無と言っていいような「砂」の存在について、考えさせられてしまいます。
昔海で泳いだ時に、水着に付いた砂ってほんっっとにとれないよなあ、と思った事など思い出したりしました。(^^;)
いやあ、砂の力ってスゴイ!人殺しだってやります。

撮影時、岸田今日子は監督から髪を洗うなと言われていたのにもかかわらず、あまりに我慢が出来なくなって洗ってしまい、後からわざと汚くして撮影場に現れた時に、「今日子ちゃん、髪洗ったらダメって言ったでしょ」とすぐに見抜かれたという逸話があります。
観ていてこっちまで、汗に砂がついて気持ちわる~~状態になりそうな映画でもありました。

うーーーん、これだけの映画は、何を語っても陳腐にしかなりませんっっ!書いていて嫌んなってきます。即安部公房の原作を読んでみたくなり、図書館で借りました。
武満徹の音楽も、すごくハマッてますっっ!
勅使河原宏短編の感想はこちらです。

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Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
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