fc2ブログ

『キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語』 2009.8.22

19日水曜日、『キャデラック・レコード』を恵比寿ガーデンシネマまで観に行ってきました。
水曜は映画のレディースデーで1000円なのですが、男性も1000円でしたよん。
定期のあるうちに水曜に…とオモたら、その時は全く見たい映画がなかったんですよね。んで、もう定期ないんですが、池袋に用事あったしっつー事で。

ブルースファンは勿論、あらゆる音楽ファン必見の映画ではないかと思うんです。
ストーンズファンなら、彼らがマディー・ウォーターズに多大な影響を受けている事をご存知だと思いますし。
黒人音楽と白人音楽をかっちょ良く融合させたプレスリーだって、チェス・レコードがなければ出てこなかったのではないでしょうか。
今の音楽があるのも、そのルーツであるチェス・レコードの存在なくしては有り得ないと思う訳でして。実にワクワクする映画です。

なーんてエラそうに書いてても、チェス・レコードの存在自体、この映画で知った訳でして。(汗汗)
ポーランド系移民のレナード・チェスとマディー・ウォーターズとの出会いから始まったのですね。
*映画ではチェス・レコード設立者はレナード・チェス1人ですが、実際にはチェス兄弟だったそうです。

ラジオ曲にワイロとか、搾取とか浮気とか、汚い面もちゃんと描いているのは好感が持てました。
宣伝を見ると、どーもビヨンセばかりがクローズアップされてる感があるんですが、私がいちばん印象的だったのは、リトル・ウォルター役のコロンバス・ショートです。
オバマ大統領の前で歌ったとか、どーでも良いんですよねえ。
ま、ビヨンセも魅力的でした。
それと、ちと映画では影が薄い気はするものの、ベーシストのウィリー・ディクソン。
この映画だと「フーチー・クーチー・マン」が生まれたのは彼のアイデアなんですよね。実際はわからんのですが、wikipedia見てみますと…

「また、チェスのサウンドに大きく貢献したのがウィリー・ディクソンである。彼は、元々チェスへアーティストとして参画したが、影からレーベルを支えることで大きく花を咲かせた。チェスの看板アーティストに多くの楽曲を提供したほか、ベーシスト、タレントスカウト、プロデューサーとしても活躍した。マディ・ウォーターズの"I Just Want To Make Love To You"、ハウリン・ウルフの"I Ain't Superstitious"、ココ・テイラーの"Wang Dang Doodle"は、彼が書いた楽曲のほんの一部である。」

とあります。
「フーチー・クーチー・マン」誕生シーンがなければ、うっかりスルーしそうな感じなので要注意です。

チャック・ベリーの軽薄な感じも良く出ていて良かったし、ハウリン・ウルフもかっちょ良かったです。

キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語 - オフィシャルサイト


ベスト・オブ・チェス・レコード~キャデラック・レコード・オリジナルズ


キャデラック・レコード CADILLAC RECORDS(OST)



クリックよろぴくー。


人気ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト



テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

現在の閲覧者数:
検索フォーム
amazon
プロフィール

吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
石けんライフの薦め☆石けんシャンプー&リンスについて☆
石けんライフの薦め☆さらにこわ~いお話☆

読書の部屋もヨロピク!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
フリーエリア
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR