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パゾリーニ『テオレマ』 2005.1.3

【ある意味『ソドムの市』よりも恐いかもしれない『テオレマ』】

パゾリーニ1968年作の『テオレマ』を観ました。
一見幸福で平凡なブルジョア家庭に1人の青年が訪れ、家族は性的混乱に陥り崩壊の道をだどりゆく……と言うのが大まかなあらすじ。

この青年が引き起こした罪と言うよりは、元々このブルジョア家庭にあった (精神的肉体的) 問題が、この青年により表面化された、と私には思えました。

また、パゾリーニが言いたかった事は、もっと深く、ブルジョアジーの問題等についてなのだろう、と言う事と、この映画を撮った1968年という年代に、意味があるようです。
これがなかなか難解でして。(^^;)
ココにも『テオレマ』のレビューはないのね・・・

キャストが実にイイです!
シルヴァーナ・マンガーノもアンヌ・ヴィアゼムスキーも、ただの美女ではないっすよね。妖し気なひとくせある美人だと思います。
家政婦役のラウラ・ベッティもすごくイイし、パゾ映画おなじみのニネット・ダヴォリ。彼が出てくると、パッと雰囲気変わりますよね。( 私いつもこの人見ると「新庄に似てる! 」と思うんですよ。顔は別に似てないんだけど、身体つきとか雰囲気が。)
勿論青年役のテレンス・スタンプも実にハマってます。
中でもアンヌ・ヴィアゼムスキーの演技がスゴイと私は思いました。
それとシルヴァーナ・マンガーノの足の綺麗な事!

この映画で連想したのが、ヴィスコンティーの『家族の肖像』。これもとても好きな映画です。



いやーしかし、『アポロンの地獄』や『王女メディア』等のギリシャ神話、聖書を忠実に撮った『奇跡の丘』、生の三部作、『大きな鳥と小さな鳥』等の、皮肉たっぷりな笑える哲学作品等、ほんといろいろな物を撮っているパゾリーニですが、どれを観てもまさしくパゾリーニ以外の何者でもなく、驚かされます。
パゾリーニは本当に恐いです。


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Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
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