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ベルイマン『歓喜に向かって』 2007.6.22

夫婦の痴話喧嘩にうんざりしつつ、主役のダメ男ぶりに拍手を送りつつ、進んでいくと、最後まで見ると、じわじわと良さが伝わってくる作品です。
(ベルイマンの描く <ダメ男> はおもしろいです!)
ベートーベンの第九は、あのちゃちなメロディーラインなど、あまり良い曲と思えないとは、繰り返し書いている事なのですが、この「歓喜の歌」の意味の深いこと!
ダメ男が、何かを乗り越え成長しようとする瞬間が、ラストシーンにあり、ベルイマンのきびしさとやさしさを、ひしと感じとれる良い作品でした。
客席に座る子供が良いです。



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吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
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