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ETV特集「よみがえる松田優作」 2006.11.12

すんません、ラスト30分しか見てないで書いてます。(汗)
エンタの神様が終わってから、なにげにNHK教育にチャンネルを合わせ、つい最後まで見入ってしまいました。
ETV特集「よみがえる松田優作」
映画『ブラックレイン』の彼の演技は、とんでもなくすげー!と当時も思っていた訳ですが、今この年になって改めて見て、そのほんっっとのとんでもなさに気付く、みたいな。



1つ1つの動き、表情に、いちいちビックリさせられますよね。
フランキー堺・・・ぢゃなくて、リリー・フランキーが、善の部分が全くない完全な悪だから美しい、みたいな事言ってましたが、それよりか、全く無駄がないから美しい!と、私は思いました。
ってか、何故リリー・フランキー?って感じなんすけど、1つもおもしろい事、ハッとさせられる事言わないじゃないっすか。平凡も甚だしい…ってラスト30分しか見てないので言えましぇんが…。
まあ、言ってる事はその通りなんですが。緊張感漂うとかね。
しかし、ほんっっとに凄まじい演技で、主役のマイケル・ダグラスなんか、すんごいしょぼく見えちゃったり。
死を覚悟した男の最後の輝き。だけど、他にこんなとんでもない演技が出来る人は絶対にいないと思うくらい、スゴイっす。同じく死を覚悟した演技だとしても。

その前にやってた、共同脚本の『荒神』、衝撃でした。
彼こそ、カインの末裔じゃないか、と、まぢで思いましたよ。
本当にウルトラスペシャルな、今後も出て来ないような凄い俳優だったと、改めて思いました。
それは人間としても同じで、それゆえの孤独でたまらないほどさびしそうな目が頭から離れません。
これほどの人の愛に飢えた目を、見た事があるだろうか、と。

ただ、残念なのは、俳優としては、どれをとっても凄いと思うものの、『家族ゲーム』以外、作品としての名作って、思い浮かばないんですよ。(録画してまだ観ていない『嵐が丘』にちょっと期待)

 

『ブラック・レイン』出演後、ロバート・デ・ニーロとの共演の話があったらしいのですが、ロバート・デ・ニーロにとっての『ゴッド・ファーザー』のような作品が、松田優作にもあったら良かったのになあ、と思います。



最後に出てきたのが、下北沢のバーでの話。松田優作の最後のボトルキープナンバーが116で彼の命日なんです。(スゴイ…)


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60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
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