fc2ブログ

『吸血鬼ノスフェラトゥ』 2006.10.22

最初に観たのは20年以上前、レンタルして観たのですが、強烈な印象を残し、不思議な世界、この奇妙な吸血鬼をハッキリと覚えています。
その後、何度か観ている映画です。
『カリガリ博士』と並び、ドイツの芸術的サイレント映画の2代傑作と言えるでしょう。



1カット1カットが実にアーティスティックで、後にデヴィッド・ボウイ&フレディー・マーキュリーの『アンダープレッシャー』等のビデオクリップに多く使われています。

おそらく、ユニバーサルフィルムのベラ・ルゴシあたりから、ドラキュラが二枚目になったように思うのですが、このマックス・シュレックのノスフェラトゥ (版権者のストーカー夫人の許可がとれずに「ドラキュラ」の名前を使えなかったのですが、原作はブラム・ストーカーの吸血鬼ドラキュラです) は、もしかしてホントに怪物なんじゃないか?と思うような、凄い風貌です。奇妙すぎ ! (かわいかったりします)
そして、原作のドラキュラも、決して紳士的な二枚目という感じではなく、その風貌も、ストーリーも、いちばん原作に近いのがコレだと思います。おそらく、世界初のドラキュラの映画化だと思うので、それも当然かもしれませんが。

今回観たのは、うっすらと色がついていました。セピア色とか、ブルーとか、邪魔にならない程度でした。
そして、音楽もなかなか効果的で良いと思ったのですが、途中で歌詞と言うか…日本語だと思うのですが、ぶつぶつしゃべってるようなのが入るですよ。これは邪魔でした。音つけるならインストにしてくんないと…。気が散ってしょうがないです。
ま、音消して観れば良い訳ですが。

『吸血鬼ノスフェラトゥ』に関してはこちらにもチラッと書いてます。)

 

クリックよろぴくー。


人気ブログランキングへ

関連記事
スポンサーサイト



テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

現在の閲覧者数:
検索フォーム
amazon
プロフィール

吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
石けんライフの薦め☆石けんシャンプー&リンスについて☆
石けんライフの薦め☆さらにこわ~いお話☆

読書の部屋もヨロピク!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
フリーエリア
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR