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映画『アダン』 2006.6.16

14日水曜日に有休をとっていたので、その前日13日火曜日に、東京都写真美術館に、田中一村の映画『アダン』を観に行ってきました。
1日3回しか上映がない、レディースデー、映画の日の設定もナシっつー事で、どうすっかなーとちと迷っていたのですが、気になっていた映画だし、友人が良かった ! と言っていたので、こりゃやっぱ行っとくかと。

まず、榎本孝明はかなり良かったんでないかと…。目の鋭かった一村、よく感じ出てたよー。最初の方は、ちとやりすぎな感もあったけど…アブナイ人だよーそれじゃあ…
晩年の演技はほんっっとに似てたと思います。
大島紬着て写真に写る所、クリソツな本物の写真があります。
ココにありますねー。
ま、一村の方が少し男前だけど、榎本孝明も似合ってましたねー。
あと、絵を描くシーンは、なかなか凄いっすよ~。これは見る価値充分。
日本画の描き方らしいのだけど、私は初めて見ました。こーやって描くのかあ、と。

絵に関してはどんなに貧乏になろうとも、決して妥協せずに信念を貫き通す、頑固で強い精神力も、ちゃんと伝わってきました。
それは、一村と対照的な荒木泰雲によっても、鮮やかに描かれていました。

そして、ゴッホの弟のテオにしても、一村の姉の喜美子にしても、天才を身内に持つものの宿命のように、自分を犠牲にして天才を世に出しますよね。不思議な運命だな、と思います。

この映画では、大好きな奄美大島の生命力溢れる力強い自然が満喫できます。
あの美しい海が出てきた時には、ああ、奄美に戻りたい ! (何故か戻りたいになる。一度しか行ってないのだけど(^^;)) と思いました。
一村の絵には、あの鮮やかな美しいブルー~紫のグラデーションの海は出てきません。
曇り空に逆光の黒っぽい静かな海に、アダンの色が実に鮮やかに描かれていて、その絵のまんまの景色にも、おおっ ! という感じでした。
欲を言えば、アカショウビンは出てきたけど、ルリカケスとか黒ウサギとか、もっと奄美の生き物を映してくれたら良かったなーと思いました。植物も。ハブが美しかった !

「アダン」という名の、幻の少女が出てくるのですが、これは私邪魔でした。ちと意図がわからん。常に走っているという事で、一村の全速力で駆け抜けたような人生を表しているという見方も出来るかもしれませんが。
そして、この人がどう見ても今風というか、平成の女の子なんですよ。もう違和感バリバリで浮いていて、ほんとに邪魔でした。まだ昭和の少女で着物なんか着てたら良かったかもしれましぇん。大島紬着てたら素敵なのに。




   

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Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
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