スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

吉田喜重『秋津温泉』 2006.3.23

『泥の河』『女囚さそり』の感想の所に書きましたが、今新文芸坐でとんでもなくスゴイ企画やってるんです。
お陰で私のスケジュールが先週、今週末と大ハード !
17日に『二つのハーモニカ』『泥の河』『女囚701号・さそり』を会社を16:15に早退して観てきました。3本立て&豪華トークショーで、帰ったのが23時過ぎ。
次の日は、会社の健康診断が池袋でありまして、9:45の上映の前に済ませたかったので、9時頃に健康診断行って、また新文芸坐に直行でした。(健康診断が池袋なのが有り難い。)
健康診断で採血されたのですが、私の腕、針刺しにくいみたいで、いつもシャブ中状態みたいになるのですが、今回はキレイに何の痕もないんですっっ ! 紫色に変色もしてない ! ヘタクソな人なんかだと、ひどい時には痛いのにやり直しされたりするんですよ。グサグサと。見るのも恐いっつーのに・・・。いやあ、感動 ! !
ま、そんなこたあどうでもいいんですが。

吉田喜重は、以前、これまた新文芸坐のATG特集でエロ&エロを観たのですが、かなりだるかったんです。ですが、1カット1カットが印象的で、鮮明に覚えていたり、なんか気になる監督ではありました。
ちょっと前にNHK-BSでやってた『ろくでなし』は結構おもしろかったし。
しかし、独特の演劇調のクサさが、どーも苦手だ~と警戒しつつ…監督が来訪してトークショーっつー情報を知ると、私は、この監督がどんな人か見てみたい気持ちがむくむくと…。
そんな訳で、この『秋津温泉』観に行ってみたら、この映画では、私が苦手に感じていた面は全くなく、そして、すんごい良かったんです。
前日に続き、泣いてもーたです。ううっ、私、今まで、そんなに映画とか観て泣く人じゃなかったのに。年とったっつー事か…?

この頃の岡田茉莉子はキレイですっっ ! そして実にはつらつとしています。
企画・衣装等も彼女がやっているそうなのですが、次々と素敵な着物で登場します。特に白地にシンプルな赤の模様のが、鮮やかですごく素敵でした。

藤原審爾原作の小説を、吉田喜重監督は、戦中~終戦の話を、自分の青春時代である終戦~に時代設定を変えました。
そして、時間の引き伸ばしという事もやりました。
17年という月日の中で、2人が会うのはたったの4度なのです。
そんな時間の中でのすれちがいが切ないです。
溌溂とした新子から、次第に笑顔が消えていくのに、河本周作は新子の苦悩に気付かない所が、実に悲しいです。
彼女から生きる事を教わったのに。なんと人生とは皮肉な事よのう !
1人の女性の人生のむなしさが、切実に描かれている傑作だと思います。

ダメ男に惚れてしまふ所は、成瀬っぽいとゆー感じも。雰囲気は全然違いますが。今度原作を読んでみたいです。

  

そうそう、この日、明日やる『映画監督って何だ ! 』のシナリオを購入しました。
希望者は来訪監督のサインをいただけるとゆー !
そして、吉田喜重に、サインいただいてきました~~~。
トークショーでは、秋津温泉の話がメインでしたが、奥さんの岡田茉莉子に対する尊敬の気持ちが伝わってきました。とてもやさしそうな方でした。

 

クリックよろぴくー。


人気ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

現在の閲覧者数:
検索フォーム
amazon
プロフィール

吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
石けんライフの薦め☆石けんシャンプー&リンスについて☆
石けんライフの薦め☆さらにこわ~いお話☆

読書の部屋もヨロピク!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
フリーエリア
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。