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『禁じられた遊び』 2005.11.19

◆思わず何年ぶりか?でギターを手にして弾いてしまったゾ。アルペジオはまだ弾けるのを確認 ! ◆

地元の図書館で、今日と明日、図書館まつりなるものを開催してました。
今日は1時半からの落語につづき、2時から (のはずが、落語の片付けに時間がかかり、2時10分ぐらいから) 映画『禁じられた遊び』を上映してくれました。
落語とこれとネタ2つ書けるな、と思ったら…落語の方はぜんぜん書くべきおもろい事もなく…_| ̄|○ ってか、Gパンでもろ普段着で出てきたのには、ガッカリしたですよ。
男寝亭歌笑 (メンネルテイカショウ) と言う方の「めぐすり」って落語でした。時々はそこそこ笑えました。でも悪いけど、ちょっと寝てしまいました。(笑)

んで、この映画は、もう何度目かわからないのだけど、やはりハッキリクッキリと覚えてますね。すんごい印象的な場面が多いし。
今回の発見は…爆撃で両親を亡くした時、抱いていた愛犬の痙攣がリアルでした。
『自転車泥棒』等と同じく、もう、本当に可哀想すぎて、観たくない映画なのですが、以前ある方が、名作名作だと言われているが、そう思えない、ってな事を書いてらしたので、もう一度観てみたくてたまらなくなっていたのでした。
んで、観た訳ですが、私にはやはり、どうしても、間違いなく名作でした ! !
子供の気持ちになって観てしまいます。
イエペスのギター、子役の名演技、ラストシーンについては、散々言われてきているので省略しまして…。
これは残酷な描写なしに見事に戦争の残酷さを描いた反戦映画ですが、反戦映画だけの枠に入れるのにはもったいない作品です。
無垢な子供の危うさとか、嫌悪すべき戦争にも、何かわくわくしたものを感じている人間の性質等も描かれていると思います。
犬のお墓をつくるのに十字架をつくった事から、どんどんエスカレートして、教会の十字架にまで手を出してしまう気持ち、綺麗な十字架をつい探してしまうあの気持ちも良くわかります。
そして、動物のお墓をつくる為の十字架なのに、お墓をつくりたい為に生き物を殺してしまうという行為がまた、恐ろしく悲しいではありませんか。
無垢な子供が持っている残酷さですよね。人間誰しもが持っている<悪>というものについても考えさせられます。
石ころやかたつむりなどをあしらったお墓が実に美しく、それを破壊する行為がまた、戦争を連想させられました。

神父さんは、懺悔での発言をバラしていいんかい?とか思いましたが・・・。

家に帰って、思わずギターを手にしてしまったですよ。
まだ弾けて良かった !

 

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Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
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身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
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