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『レッド・ツェッペリン 狂熱のライブ』 2006.9.26

アレイスター・クロウリーに傾倒するジミー・ペイジの趣味満載のオカルトチックな映像に、この後に起こったメンバーの不幸を思うと、「呪われた映画」みたいな印象を受けてしまふのですが…。
1シーン1シーンの高い芸術性が見事です。美しく、そして恐ろしい。
『2001年宇宙の旅』を思わせるサイケな色使い。



なんと魔術的な ! の万華鏡のようなシンメトリーな映像に、まさに「幻惑」されそうです。
ライブ映画で、ここまで1つ1つアーティスティックにつくられた映画があったでしょうか。

圧巻は「幻惑されて」でのバイオリンの弓による幻想的な音と共に映し出される、死神のような老人の顔がジミー・ペイジの顔になってゆくあのシーン。
弓演奏のジミー・ペイジは鳥肌もののカッコ良さ !
あのシーンは、最初観た時はショッキングでした。(でも観る前から友達から聞かされてた記憶が…)
アレイスター・クロウリーのお城まで買ったペイジは、悪魔と契約をし、ある期間だけスターになれるとかいう噂を、昔ロック好きな友人と話していて、この映画はよく話題に上りました。(いや、本気にしていた訳ではないんですが…)
この後、映画にも愛くるしい姿で映っている、ロバート・プラントの息子が亡くなり、バンドの格であるボンゾ本人までもが・・・。
そんな、彼等の不幸な出来事を思わずに観られない映画です。
彼等どちらにも炎のシーンがある事が気になってしまったり・・・

CODAという凄いアルバムを最後に残し、ボンゾの死によって終止符を打たれたLED ZEPPELIN。

レッド・ツェッペリン/コーダ(最終楽章)

本当にスゴイバンドだったと、改めて思います。(実はリズム隊がキョーレツにスゴイんですっっ)

そして、なんとルックス的にも美形揃いだったのだろう、と、改めて思いました。私はボンゾが好みなんですが。太い腕の人好きなんだもん。バンドやってた頃から、周りにごろごろいたガリガリくんは苦手ですた…

  

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吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
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