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『第三の男』 2005.2.24

この前NHK-BSでやっていたので、何度か観てるしなーと思いつつまた観た名作中の名作!

のはずが・・・

ペニシリンの事とかサッパリ覚えてなかった・・・自分の記憶力の悪さにビックリです。

アントン・カラスのチター、西田敏行の、じゃなかった、オーソン・ウェルズの初登場シーン、遊園地、観覧車、地下道、そしてあのラストシーン、どれも印象深くて、これらのワンシーンワンシーンは鮮明に覚えていたんですが。
いや、ほんと。キョーレツな印象残す映画ですよね。

次の日メイキングやってましたが、これがまたおもしろかった!
キャロル・リード監督と制作者 (なんつったけか) との意見の相違が笑える~
「こんなタイトルじゃ誰も見ない! ウイーンの夜とかなんとかにしろ」
だったけ?
アリダ・ヴァリに綺麗な衣装を着せたがったり、ラストは二人が結ばれるようにしたがったり・・・・・・(^^;)

そして、あのラストだけでもすげー斬新だ! と思えるし、いろいろ細かい工夫があるのがわかって、あらためてスゴイ監督じゃ! と思ったです。
石畳の地面に水まいて、光の効果を狙ったり。
わざと少し斜に撮ってみたり。

名作とゆーのは、全てにおいてマッチしてるんですよね。
ストーリー、キャスト、映像、音楽。
今回観て、ホリーに死体を運んだと言った伯爵だっけ?あの人なかなかいい味出してると思ったんだけど、メイキングでは全くとりあげられませんでした。ちょっとカマっぽい悪魔的な感じだと思いました。ちと『アマデウス』のサリエリ役に似てるよーな。
あと、子供、すごくイイですよね!
それから、風船売りのオジサンが出てくるけど、あれは予定になく、全く偶発的に出演したそうなんですよ。
ジョセフ・コットンは、頭良いんだか悪いんだかびみょーな感じが実に自然で良いです。この人、悪役もなかなかイイんですよね。

それから、音楽の力は本当に大きいとまたまた強く思った、アントン・カラスのチター。
彼は、あの映画の後も、今までと全く変わらない生活を送ったそうです。ビッグになるよりも、街で皆を楽しませる方を選んだのですね。素晴らしいです。

 

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吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
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