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『あの胸にもういちど』 2010.1.28

例によってmixiにメモったやつからコピペです。
なので、すんごいラフに書いちゃってるのだけど…(汗) ↓↓↓

やっと観られた!
いやーマリアンヌ・フェイスフルめっちゃかわいい!!
10代の女のコな感じもよく出てる。
バイクってエロティックな乗り物なんだなーと思う。
アラン・ドロンはいちばん良い時をちょびっと過ぎた感じね。

この映画の彼女、峰不二子のモデルになったんだって!
バイク飛ばしてる景色がまた素敵。

+++その後+++

あり?違うのか。

<<オートバイにツナギで疾走するイメージから、モデルは映画『あの胸にもういちど』のマリアンヌ・フェイスフル(ローリング・ストーンズのミック・ジャガーの元恋人)とも言われるが、実際には、同映画は峰不二子登場の一年後(1968年)の作品であり、原作者からも完全否定されている。他方、アニメ製作会社サイドは「もしかすると(アニメ作画の時点で)映画のイメージを参考にしたことはあったかもしれない」と不完全に否定している。
実際に不二子のイメージ・モデルとなった人物は、小説「三銃士」に出てくるミレディーである。しかしこれは原作者自身も、後から気づいたそうである。とあるDVDの特典映像のインタビューではいろんな雑誌のモデルの女性を描いているうちに不二子が思い浮かんだと答えていた。>>

こちらよりコピペ ↑

+++ここから先は今書いてます+++

マリアンヌ・フェイスルと言えば、やはりミック・ジャガーの彼女で一緒にケネス・アンガーの映画に出てたり、ドラッグでぼろぼろ~みたいな印象が強く、典型的かっちょイイヒッピーな女性っつー感じがしてたんですが、こんなに初々しく可愛く映画に出てたのが驚きでした。
後の『やわらかい手』の彼女に再度驚きでした。



ちなみに原作のレビューこちらにUPしています。

   

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『レオポルド・ブルームへの手紙』 2007.7.10

*ネタバレあり

レオポルド・ブルームとは、ジョイスの『ユリシーズ』に出てくる登場人物で、パッとしない寝取られ男なのです。
(感想こちらにUPしてます)

   

なので観てみた訳ですが、ユリシーズ流のユーモアは全くナシでした。
何の関係があるんだろ、と思いましたら、ブルームさんという人が、子供に「レオポルド」と名付けるのですね。これはわざと、子供を憎んでこういう名前にしたんです。
この奥さんがヒステリックで最低でした。
子供に何の罪があるよ?自分の苦しみは自分で何とかしろって!
ダンナが浮気しているとの噂を鵜呑みにし、何にも確かめもせずに勝手に急に荒れて自暴自棄になり浮気して、その直後の妊娠。そしてダンナの事故死。
その罪の意識、苦しみから、子供に辛くあたるですよ!
そうやって罪を重ねてどうするよ?と。
愛せないのはどうにもならないとしてもねえ・・・。
まあ人の心理はそう簡単にはいかないのはわかっていますが、あまりにもヒドイとしか言いようがなかったです。

とまあ、ユリシーズ好きとして観るには、何もないけど、それなりに、おもしろく観た訳であります。
学校で、誰か読んでくれそうな人に手紙を書きなさいと言われ、レオポルドが囚人に書く所良いです。
そして、その囚人がレオ?と何とも不思議な展開。

しかしこれも、ここ長年流行りの「自分探し」ものですかね。ラストに自分が見つかったというオチなんでしょうか。
私小説的なものは、もういいよ、という感じはします。
もっと外に目を向けようぜ、自分自分じゃなくてさ、と私は言いたいです。



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『高慢と偏見』 2007.7.1

すっっっごくおもしろくて、夢中になって観てしまいました。
三部に分かれているのですが、一部を一気に観てしまっても、原作を読んでいない事もあり、つづきが気になって気になって・・・さすがに三部一気に観るのは、次の日の仕事に差し支えるので、なんとか抑えました。

ダーシーさんが良いですっっ!素敵です。
へらへらお世辞やら何やらべらべらしゃべる器用な男より、よっぽどカッコイイではありませんかっっ!実に誠実で正直な不器用な善人。お金持ちでこんなに良い人って知りませんです。(^^;)

そして、日焼けして醜いだの、顔立ちだって悪いし顔色も、とか散々Mr.ビングリーの姉達に悪口を言われる主役リジー。泥はねも何のそので姉の看病に向かう姿、美しい緑の中、犬と駆け回る姿、これこそが美しいではないですかっっ!ちゃらちゃら綺麗なドレス来て着飾って、お上品にきどっているより、よっぽど!!
だいたいお姉さん、あーた眉毛太すぎですよ!クリムトの描く男性に似てると思いましたから!

主役の家族は皆、とにかく正直!このスゴイお母さん、私かわいいと思ってしまったですよ。何の悪気も計算もなく、大声で、娘を金持ちに嫁がせて安心したいってな事をしゃべるんですから。このお母さんがいちばん子供みたいに無邪気でした。

そして、相応しいもの同士がカップルになるんです。それは末の妹も同じくです。
ああ、原作読もう。

   

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『二都物語』1958年 2005.9.12

ダーク・ボガードの名前につられ、NHK-BSでやっていたのをタイマー録画しておきました。
ディケンズ原作の、フランス革命の話です。
貴族も民衆に対して実に残酷でしたが、民衆もまた、と思いますね。
フランス革命と言うのは、実に「人間」とはいかなるものかを明確に映し出してるんではないか、と思います。
親兄弟を殺したにっくき貴族の、その一族全て、最後の1人までも根絶やしにすると言うのはねえ・・・先祖の犯した罪に、何故赤ん坊まで責任とらなきゃいけないんすか?と思いますですよ。
恐ろしく残酷で、悲しい話でした。

そして、もう1つ、別の残酷が存在します。
自分を愛してくれているが、自分が愛しているのは別の人なのに、愛されている事を利用する女っつーのが、あらゆる映画や小説で見かける訳ですが、コレなんて、究極の形なんじゃないでしょか。結果を予想してはいなかったとは思いますが。

・・・と、なかなかの映画だった訳ですが、びっくらこいたのが、ダーク・ボガードの若い事 !
しかも、なかなかの二枚目じゃああーりませんか。
えーーー?コレがダーク・ボガード~~~?って感じでしたよん。
さらに驚いたのが、悪役でクリストファー・リーが出てたですよ。
観ていて気付かなくて、最後のキャストの所で名前を発見し、巻き戻して (ビデオで録画してたのです) 見てみたら、おおっっ、まさにコレはあのクリストファー・リーではあーりませんか。
悪い貴族の役でしたが、この人は貴族が似合いますよね~。ドラキュラ伯爵ですからね。
ココに書きましたが、ドラキュラでこの人の上を行く人はいないでしょう ! !
しかも、これだけインパクトの強いドラキュラやっちゃっても、ちゃんと他のいろんな役こなしてる所がこの人の凄い所。

・・・とクリストファー・リーの事となると、つい話それまくってしまいました。
さらにすんごいびっくらこいちゃったのが、ココ見てみたら…ドナルド・プレザンスも出てる~ !
ぜんっっぜんわかんなかったですぜ。あーあの人そっかあ、と、ココ見て初めて気付いたですよ。
髪ふさふさのドナルド・プレザンスなんて、想像できませんよねー。

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ランキング上がってますっ。ありがとうございます。

二都物語(上巻)改版
二都物語(下巻)改版




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『オネーギンの恋文』 2005.7.15

最初、えらいきどってて退屈でマターリしてんなあ…と思いつつ…中断もせず、一気に、しかも気をそらす事もなく観終わってしまったのです。何とも不思議な感覚でした。
プーシキンの原作『オネーギン』は読んでいるのですが、すっかり忘れてしまっていて、映画を観ながら所々思い出すとゆー始末だったので、自信はないんですが、原作はもっとニヤリ、くすっ、と笑わせてくれたよーな記憶があるんですが、映画の方はかなーりシリアスとゆー感じ。
しかし、オネーギンの嫌な男ぶりが、実にイイのでR。
レイフ・ファインズと言う俳優。ほんとに嫌なやつだなーと思わせる所が(・∀・)イイ!
そして、こーゆー男のみっともなさ、滑稽さ、悲しさも実によく表現しているのです。
リヴ・タイラーがまた良いです。ハマリ役だと思います。知的な感じが良く出てます。

ま、ロシアの話なのに、手紙書く時に英語だったりして違和感・・・ってのはあるんですけどね。



 

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吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
石けんライフの薦め☆石けんシャンプー&リンスについて☆
石けんライフの薦め☆さらにこわ~いお話☆

読書の部屋もヨロピク!

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