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NHK知るを楽しむ 人生の歩き方 野村克也逆転の発想 2008.2.27

◆野村克也-野球=0◆

いやあ、おもしろかった!NHK教育でやっていた「野村克也 逆転の発想」
全部見ました。
野村監督の野球人生の話は、野球に限らず、あらゆる人生の勉強になります。
人生哲学でした。
今日はヤクルトの監督を辞任してから、阪神→楽天の話でした。
冒頭に上げた「野村克也-野球=0」なんて、最高にかっちょいいじゃないっすか。
私はこういう頭の良い人が好きで、阪神監督時のすんごいたたかれていた時期も、私はずっと好きでした。
ヤクルトを辞めて即話が来て、気のゆるみがあった、楽をしようとして失敗した、と、実に素直に語っていました。
「失敗と書いて成長と読む」なんて、野村語録も飛び出したり。
恥をかかないと成長しない、恐いものはない、等々、ひとつひとつが勉強になり、実におもしろく見ました。すごく勇気のある人だと思います。
胴上げされてる最中に気付いたら死んでいた、というのが最高の死に方だとおっしゃってました。
生涯野球人生。野球への愛が感じられました。
1回目から書きたいのですが、時間がないので泣く泣く割愛。
テキスト買っちゃおうかと思います。



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私のこだわり人物伝 澁澤龍彦 眼の宇宙 その2 2007.12.11

金子國義の個展「花咲く乙女たち」での澁澤の推薦文が素敵です。

 私が興味をいだくのは、おのれの城に閉じこもり、小さな壁の孔から、自分だけの光り輝く現実を眺めている、徹底的に反時代的な画家だけである。

私は、この頃の作品がいちばん好きです。ピエール・モリニエに影響を受けたような、眉毛のつり上がった顔はイマイチ好きになれないんです。

 



第3回の写真家、細江英公さんの回では、澁澤の才能と同時に、細江さんのセンスと才能に驚かされました。
海岸でのコイコイ、「バー・ギボンにて」のパイプを加えた澁澤、その後ろの顔を隠した裸の元藤燁子さん (土方巽夫人) 後ろを向いてビールを飲む土方巽、この写真のなんと見事なセンス!!
写真集の芸術選奨文部大臣賞受賞記念パーティーでの、皆にあちこち違う所を向かせてみたりとか、裸の澁澤の身体にサグラダファミリアを投射した写真のなんて素晴らしいこと!!
そして、「カスミ草とポートレート」!!
細江さんの写真を通じて、常にかっこ良かった、ずっと少年のようだった澁澤龍彦を知る事が出来ました。

第4回は、「澁澤龍彦幻想美術館」展の監修もされている巖谷 國士さん。
旅行の話がとても興味深く、サドの城を見た澁澤が、日記で今までに一切つかったことのない「オレ」を主語に書いている、というのが、とても印象に残りました。

いっぱ~い書いてます。



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私のこだわり人物伝 澁澤龍彦 眼の宇宙 その1 2007.12.9

NHK教育テレビで火曜日の10時25分からやっている「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝」11月は澁澤龍彦でした!!
4回すべて澁澤と深くかかわってきた人達なので、内容が濃い濃い!そして無駄がなかったです。今月のゲバラが無駄話ばかりで・・・余計にそう思いました。
特に第1回の四谷シモン。話しながら涙ぐんでしまった姿が、とても印象的でした。
四谷シモンも金子國義も、澁澤によって、人形作家に、画家になり、今でも活躍しているんです。見事に才能を引き出しましたよね。本当に凄い眼力に驚かされます。
自分の人形造りに疑問を持っていた時に出会った、澁澤が日本に紹介したベルメールの人形がきっかけとなり、それを見事に自分のものにして、四谷シモンという絶対的な個性を生み出したのは凄いです。次の言葉が印象的です。

ヒトという生き物がおのれの姿に似たものを作るということ、そこには大きく言えば人類の謎みたいなもの、根源的なエロティシズムのようなものが含まれているのかもしれません。

 

私と澁澤作品との出会いは、元々はロックだったと思います。ブラックサバスだとかが好きだったので、文学もラブクラフトとか、黒魔術関連とか、暗黒の世界にハマッていき、「秘密結社の手帖」「黒魔術の手帖」あたりを読んだら見事にハマりました。

 

10代で出会えたのは、とても幸運だったと思っています。四谷シモンも以下のように言っています。

 若い世代の新しい読者には、どの一冊でもいいから、澁澤さんの本を手にとってみてほしい。どの一冊をとっても面白い。『世界悪女物語』でも『夢の宇宙誌』でも『フローラ逍遙 』でも、どんな一冊からでも、一般常識とか何かの約束事で縛られていない、新しい世界の見方を知ることができる。そして自分だけの秘密の世界を持つことができる。物質世界、精神世界――いろいろな面白い世界に連れて行ってくれる。それが本来的に「楽しい」ということなんじゃないでしょうか。澁澤さんは「自分の書いたものは義務教育さえ受けていれば読めるように書いている」、そう言っていました。

なるほど、確かに!エラそうな小難しい文章ではないんです。だから高校生の頃の自分も読みまくる事が出来たのですね。

あーこれは多分読んでないです。表紙が素敵!


うーん、どうしても長くなる~~って訳で、次回へつづきます。



いっぱ~い書いてます。

 


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ETV特集「よみがえる松田優作」 2006.11.12

すんません、ラスト30分しか見てないで書いてます。(汗)
エンタの神様が終わってから、なにげにNHK教育にチャンネルを合わせ、つい最後まで見入ってしまいました。
ETV特集「よみがえる松田優作」
映画『ブラックレイン』の彼の演技は、とんでもなくすげー!と当時も思っていた訳ですが、今この年になって改めて見て、そのほんっっとのとんでもなさに気付く、みたいな。



1つ1つの動き、表情に、いちいちビックリさせられますよね。
フランキー堺・・・ぢゃなくて、リリー・フランキーが、善の部分が全くない完全な悪だから美しい、みたいな事言ってましたが、それよりか、全く無駄がないから美しい!と、私は思いました。
ってか、何故リリー・フランキー?って感じなんすけど、1つもおもしろい事、ハッとさせられる事言わないじゃないっすか。平凡も甚だしい…ってラスト30分しか見てないので言えましぇんが…。
まあ、言ってる事はその通りなんですが。緊張感漂うとかね。
しかし、ほんっっとに凄まじい演技で、主役のマイケル・ダグラスなんか、すんごいしょぼく見えちゃったり。
死を覚悟した男の最後の輝き。だけど、他にこんなとんでもない演技が出来る人は絶対にいないと思うくらい、スゴイっす。同じく死を覚悟した演技だとしても。

その前にやってた、共同脚本の『荒神』、衝撃でした。
彼こそ、カインの末裔じゃないか、と、まぢで思いましたよ。
本当にウルトラスペシャルな、今後も出て来ないような凄い俳優だったと、改めて思いました。
それは人間としても同じで、それゆえの孤独でたまらないほどさびしそうな目が頭から離れません。
これほどの人の愛に飢えた目を、見た事があるだろうか、と。

ただ、残念なのは、俳優としては、どれをとっても凄いと思うものの、『家族ゲーム』以外、作品としての名作って、思い浮かばないんですよ。(録画してまだ観ていない『嵐が丘』にちょっと期待)

 

『ブラック・レイン』出演後、ロバート・デ・ニーロとの共演の話があったらしいのですが、ロバート・デ・ニーロにとっての『ゴッド・ファーザー』のような作品が、松田優作にもあったら良かったのになあ、と思います。



最後に出てきたのが、下北沢のバーでの話。松田優作の最後のボトルキープナンバーが116で彼の命日なんです。(スゴイ…)


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今日はテッド・バンディーやってた!!  2004.12.22

今ってテレビもうスペシャルばっかでつまんないじゃないっすか。つまんねーなーと思いつつ、あちこちチャンネル替えてたら (今だにチャンネルをガチャガチャ回すとゆー表現が使われるのを見かけるのはおもろいね!) 以前見たこの番組と、なんだか雰囲気似てるよーな・・・もしやと思ってそのまま見てたら、今度はテッド・バンディーやってたんすね! また途中から見たです。く~っ、知ってりゃあ最初から見たのに~。

この人は、もうサイコパスそのまんまですよね! てかこの本
はテッド・バンディーをモデルにして書かれたんではないかと思うくらい。ルックスと言い、頭の良さと言い、口の上手さと言い、もうサイコパスの見本!!
実写映像満載でおもしろかったです。
シリアルマーダーまとめてやってくんないかなー。

『アメリカンバイオレンス』て映画はご存じでしょうか?このテッド・バンディーもマンソンもゲイシーも続々出てくるし、ブームタウンラッツの『哀愁のマンディー』の元になったあの「月曜日が大嫌いだから」人を撃った少女の映像とか、ケネディーやキング牧師暗殺なども続々出てくるアメリカドキュメンタリー映画です。最後はジョン・レノンだったよーな記憶が。
これはまた観たいっすよ ! 96年制作の同名映画があるみたいなんで、注意です。

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吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
石けんライフの薦め☆石けんシャンプー&リンスについて☆
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読書の部屋もヨロピク!

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