『三匹荒野を行く』 2007.11.13
フランク・キャプラ『群衆』 2007.10.24
アメリカ的な、あまりにアメリカ的な、感動させます的な「隣人愛」? ケッ!って感じで観ていたのですが、いやあ、降参!!この監督はスゴイです。
いかにも偽善的に思えるストーリーを、何故こうも、しらけさせずにぐいぐいと魅せてしまうのか? 参りました。
クライマックスの素晴らしさと言ったら!!
『素晴しき哉、人生!』もそうだけど、何という力のある上手い監督さんでしょう!!
お涙頂戴ものが嫌いなあなたにこそ、ご覧いただきたい映画です。
そして、最近の「感動させます」的、泣きたくて観る的映画の陳腐さが、さらに分かることでしょう。
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いかにも偽善的に思えるストーリーを、何故こうも、しらけさせずにぐいぐいと魅せてしまうのか? 参りました。
クライマックスの素晴らしさと言ったら!!
『素晴しき哉、人生!』もそうだけど、何という力のある上手い監督さんでしょう!!
お涙頂戴ものが嫌いなあなたにこそ、ご覧いただきたい映画です。
そして、最近の「感動させます」的、泣きたくて観る的映画の陳腐さが、さらに分かることでしょう。
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フランク・キャプラ『素晴しき哉、人生!』 2007.9.13
善悪のハッキリした所、美男美女のオキマリの恋愛、立派すぎな性格の主人公などなど、あまりにもベタなお涙頂戴な話のようですが、これは少し違います。
ことごとく不運な男がどん底に陥る話なんです。
後のあらゆる映画に影響を与えた、普遍的な感動もの。
主人公が絶望してからラストまでの流れは、素直に素晴らしい!と思いました。
お茶目な天使の出現、もし彼がいなかったら 、この街はどうなっていたかを見せたりするあたり、現実的とは全く言えないお伽噺的な所もありますが、ジェームズ・スチュアートの演技が実にリアル。感情の変化が見事です。
幼少の頃から夢をことごとく諦めるはめになり、人につくすしか術がなく、新婚旅行までもボツになって・・・そんな彼が世界一幸せな男だと思えるラストは素晴らしいです。
まあ、あまりに立派過ぎな性格だとか、いろいろあるにはあるんですが・・・。
シネフィル・イマジカの最初の解説で、「もしも周りに、人生に絶望している人がいたら、この映画を観ることをすすめてください。」と書かれていました。
絶望にもいろいろあって、運の悪い主人公も、家族に恵まれ愛されたからこその結末であり、(勿論彼の人柄がそうさせるんだけど) 孤独な絶望とは種類が違うので、果たして・・・と思うのですが、とりあえず観てみましょう! (と言ってもDVDないんですか~?)
良くも悪くも、これ以降の映画を語る際に引き合いに出される重要な作品です。
そして、ジコチュー主体な現代にこそ、是非観ていただきたい作品です。
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ことごとく不運な男がどん底に陥る話なんです。
後のあらゆる映画に影響を与えた、普遍的な感動もの。
主人公が絶望してからラストまでの流れは、素直に素晴らしい!と思いました。
お茶目な天使の出現、もし彼がいなかったら 、この街はどうなっていたかを見せたりするあたり、現実的とは全く言えないお伽噺的な所もありますが、ジェームズ・スチュアートの演技が実にリアル。感情の変化が見事です。
幼少の頃から夢をことごとく諦めるはめになり、人につくすしか術がなく、新婚旅行までもボツになって・・・そんな彼が世界一幸せな男だと思えるラストは素晴らしいです。
まあ、あまりに立派過ぎな性格だとか、いろいろあるにはあるんですが・・・。
シネフィル・イマジカの最初の解説で、「もしも周りに、人生に絶望している人がいたら、この映画を観ることをすすめてください。」と書かれていました。
絶望にもいろいろあって、運の悪い主人公も、家族に恵まれ愛されたからこその結末であり、(勿論彼の人柄がそうさせるんだけど) 孤独な絶望とは種類が違うので、果たして・・・と思うのですが、とりあえず観てみましょう! (と言ってもDVDないんですか~?)
良くも悪くも、これ以降の映画を語る際に引き合いに出される重要な作品です。
そして、ジコチュー主体な現代にこそ、是非観ていただきたい作品です。
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『酔いどれ詩人になるまえに』 2007.9.1
今日は映画の日~~とゆー訳で『酔いどれ詩人になるまえに』を観に行ってきました。
映画の日だし、混んでるだろなーと思い、朝1で、30分ほどまえに行きました。ここは全席指定でありがたいっす。チケットもらえば安心ですもんね。なかなか良い席で観られました~隣が空席でラッキー♪ 前の人の座高が高く(^^;)、斜め前も空席だったので、隣に移ってしまいました。(^^;)
ちなみにこれは『勝手に生きろ』の映画化です。 (本のレビューこちらに書いてます。
意外にマット・ディロンがすごく良かったです!恋人役のリリ・テイラーはもっと良かった!!
かわいい女とは、彼女のような人を言うのではないでしょうか。
ハンクとジャン、最高にかわいくて、いかしたカップルだと思いました。
マット・ディロンはこの役の為に6キロ増やしたとか。
彼は21歳の頃だったか、ブコウスキーを2年ぐらいで全部読みつくしたらしいんです。
やっぱ、役が来たから読んだっつー猫手パンチのお方とは訳が違いますね。わかってるねー。セリフも自然で歩き方も表情も違和感ナシ!
ブク役に彼じゃカッコ良すぎじゃね?ってな声が多数あるようですが、いいんでないでしょか。
実際、自分でいいんでしょうか?とリンダ夫人に言った所、あなたピッタシよ、と言われたとか。
ルックスとかではない、良い意味のブクのカッコ良さがちゃんと出ていたと思います。そしてやさしさも。
ジャンがハイヒールで歩き疲れた時に、自分の靴を脱いで履かせるシーンが最高に好き!
思ったのだけど、セリフを言う時、言った後の表情が最高で、目が純粋なんです。もしやこの人もブクの持つ純粋さを持った人なんだろうか、と思いました。
セリフのひとつひとつが胸に響きます。
ブクはほんとにストレート、そして、絶対に逃げずに真っすぐに突き進む所が素晴らしいと思います。
飲んだくれの、どうしようもないオヤジが、発する言葉は真実で胸を打つ。
そして、どんなにボロボロになろうとも、書く事だけはやめなかった彼。
最高だぜ!!
その他ブコウスキーの本・映画の感想などこちらに書いてます。
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映画の日だし、混んでるだろなーと思い、朝1で、30分ほどまえに行きました。ここは全席指定でありがたいっす。チケットもらえば安心ですもんね。なかなか良い席で観られました~隣が空席でラッキー♪ 前の人の座高が高く(^^;)、斜め前も空席だったので、隣に移ってしまいました。(^^;)
ちなみにこれは『勝手に生きろ』の映画化です。 (本のレビューこちらに書いてます。
意外にマット・ディロンがすごく良かったです!恋人役のリリ・テイラーはもっと良かった!!
かわいい女とは、彼女のような人を言うのではないでしょうか。
ハンクとジャン、最高にかわいくて、いかしたカップルだと思いました。
マット・ディロンはこの役の為に6キロ増やしたとか。
彼は21歳の頃だったか、ブコウスキーを2年ぐらいで全部読みつくしたらしいんです。
やっぱ、役が来たから読んだっつー猫手パンチのお方とは訳が違いますね。わかってるねー。セリフも自然で歩き方も表情も違和感ナシ!
ブク役に彼じゃカッコ良すぎじゃね?ってな声が多数あるようですが、いいんでないでしょか。
実際、自分でいいんでしょうか?とリンダ夫人に言った所、あなたピッタシよ、と言われたとか。
ルックスとかではない、良い意味のブクのカッコ良さがちゃんと出ていたと思います。そしてやさしさも。
ジャンがハイヒールで歩き疲れた時に、自分の靴を脱いで履かせるシーンが最高に好き!
思ったのだけど、セリフを言う時、言った後の表情が最高で、目が純粋なんです。もしやこの人もブクの持つ純粋さを持った人なんだろうか、と思いました。
セリフのひとつひとつが胸に響きます。
ブクはほんとにストレート、そして、絶対に逃げずに真っすぐに突き進む所が素晴らしいと思います。
飲んだくれの、どうしようもないオヤジが、発する言葉は真実で胸を打つ。
そして、どんなにボロボロになろうとも、書く事だけはやめなかった彼。
最高だぜ!!
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