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『アヒルと鴨のコインロッカー』 2010.2.3

今回は、私にしては意外な作品かな、と。随分前に観たやつですが。
例によってmixiにメモったのを、そのままコピペです。↓↓↓

これ好きだねー。
中村義洋監督って、チーム・バチスタと2作品目だが、良い鴨~~どっちもおもしろかったし、嫌なクセとかなかった気がしゅる~~
瑛太めちゃ上手かったし、濱田岳がすんごい自然で良いね。
「××なんて、ない、ですよね?」「××さんではない、ですよね?」と常に否定文で相手に聞いてしまう自信のなさ、すぐスミマセンスミマセンと謝ってしまう所なんて!!

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すんません、アッサリで。^^;

 

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テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

吉本直紀『吸血 完全版』 2009.11.29

11月14日土曜日、浅草のすみだリバーサイドホールまで観に行ってきました。
映像作家のお友達素太さんこと吉本直紀さんの映画『吸血』完全版!
もう、すんごい前から観たい観たいと思っていたのが、やっと実現!
素太さんの他の作品のレビュー、こちらから飛んでいただきたいのですが、これまたどの作品とも違う、アングラアート好きにはたまらん、すっっごく美しい映画でした。
現代の歪んだ壊れかけた都会の世界から、ノスタルジックな大昔の世界へ。
着物姿のヴァンパイアは驚くほどマッチしてました。
そして、おそらくクラウス・キンスキーの『ノスフェラトゥ』を意識してのキャスティングではないかと思った舞踏家室伏鴻。



その肉体美と動きの美しさに魅入りました。
一切妥協せずに美を追求した作品だと思います。
サイレント映画を意識し、セリフを字幕で表すのも、違和感なく自然な感じで良かったです。
ただ欲を言えば、ハッとするようなキョーレツに残酷で美しい場面があれば良かったかな~と。メリハリつくし。
ギロチンのシーンもありましたが、ギロチンは自分的にはピンと来なかったです。
でも血の色・感じは良かったです。

上映後に、素太さんのイメージフォーラムの先生でもある映画監督の金井勝さんとのトークショーがありました。
いまいち私には同意しかねる発言も沢山ありまして^^;、指摘されていた字幕の速さは丁度良かったと思うし…。
…と言うか、とまどっていた感じでした。
アートとしては成功しているとおっしゃっていまして、ドイツ表現主義等の話に行ったあたりはおもしろかったんですが。ちと御自分の宣伝が多かったよーな気が…
トークショーを聞いていて成る程と思ったのは、多くの映画ファンと言うのは、作品にストーリー性を求めるものなのだな、と言うことです。
そして解りやすさですね。
そういうもの抜きに楽しめる映画ファンと言うのは、少数派なのかもしれません。

『吸血』こちら↓↓↓で紹介されています。

 

『吸血 完全版』
Stavros Film ホームページ

その他の吸血鬼映画など、いっぱいレビュー書いてます~是非こちらから。

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森繁久彌追悼 マキノ雅弘『次郎長三国志』 2009.11.16



私、実は森繁久彌には全く興味がなかったんですが、日本映画専門チャンネルだったか、時代劇専門チャンネルだったかで放映された、マキノ雅弘の『次郎長三国志』を見てブッ飛びました。
DVD化はされてないのでしょうか? ↑ 中古ビデオ、売り切れてますが、写真だけでも。そのうち消えちゃうと思いますが。(ううっ、YOU TUBEにもないとは・・・(>ω<。)゜。 )

*YOU TUBEありました〜(∩´∀`)∩



第二部の「次郎長初旅」の終わり近くに、森繁演じる森の石松が登場します。
これはもう、目の覚めるような名場面中の名場面!!
私はコレは寅さんの原型なんじゃないか、と思いました。
(寅さんレビューこちらから~)
これ見て森繁ってスゲー!!とびっくらこいちゃいました。
次の第三部「次郎長と石松」は、ほとんど石松が主役で、美人に恋しちゃうあたりが、やっぱ寅さんだ!と思ったり。いやー森繁ほんっっと良いっすよ。
第五部の「殴込み甲州路」で森の石松は殺られるんですが、これがまた必見!!
そして第八部「海道一の暴れん坊」はシリーズ最高傑作でしょう!!
浜松の政五郎とのやりとりが、ほんっっと名シーンでしびれました。
ノロけられた後で、石松もノロける所が最高!!

こちら↓↓↓はマキノ雅弘監督の甥っ子でしたっけ? の津川雅彦が、マキノ雅彦っつー実に紛らわしい名前で監督やってるやつでして、元祖マキノ雅弘の『次郎長三国志』は、コレの宣伝放映ぽかったです。
キャストに不満だし…あまり観る気もせずって感じで未見です。



 

マキノ雅弘 次郎長三国志

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『靖国 YASUKUNI』 2009.9.13

『TOKKO -特攻-』と二本立てで観てきました。
いやー、この組み合わせは実に良かったです。
政治家さんたちのせいで上映禁止になったりした問題作ですが、右側左側、公平に客観的に見た靖国だったと思います。
靖国参拝って、こんなにおもろいものだったの? と思ったり。
いまだに「天皇陛下万歳」なのかあ、とか。^^;
星条旗かかげる、ちょーー場違い外国人に唖然としたり…。
「中国に帰れ」と繰り返し繰り返し連呼するオジサンも印象的でした。
あらゆる人々が集ってるんだなあ、と。
戦争で亡くなっていった人々を追悼するという、単にそれだけではない場所のような。

そんな中、靖国刀と呼ばれる刀をつくる90歳の職人さんの、なんと素晴らしいことよ!
所々職人さんが間に入る映画のつくりも上手かったです。
その職人さんが、インタビュアーである監督に「普段聴いている音楽は?」と聞かれてかけたテープが…

『特攻』と続けて観て、考えさせられました。

楽天ブックスの解説が実に適確なので、コピペしときます。

東京・九段下にある「靖国神社」に関る様々な人々を、10年に渡って撮り続けたドキュメンタリー。毎年8月15日の終戦記念日になると、そこは奇妙な祝祭的空間に変貌する。旧日本軍の軍服を着て「天皇陛下万歳」と猛々しく叫ぶ人たち、的外れな主張を並べ立て星条旗を掲げるアメリカ人、境内で催された追悼集会に抗議し参列者に袋叩きにされる若者、日本政府に「勝手に合祀された魂を返せ」と迫る台湾や韓国の遺族たち。狂乱の様相を呈する靖国神社の10年にわたる記録映像から、アジアでの戦争の記憶が、観るものの胸を焦がすように多くを問いかけながら鮮やかに甦ってくる。そして知られざる真実がある。靖国神社のご神体は刀であり、昭和8年から敗戦までの12年間、靖国神社の境内において8100振りの日本刀が作られていたのだ。「靖国刀」の鋳造を黙々と再現してみせる現役最後の刀匠。その映像を象徴的に構成しながら、映画は「靖国刀」がもたらした意味を次第に明らかにしていく。

*この映画に言及している鈴木邦男・川本三郎『本と映画と「70年」を語ろう』その2も是非読んでみてくださいませ。



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『TOKKO -特攻-』 2009.9.11



8月16日、新文芸坐に観に行きました。
『靖国 YASUKUNI』と二本立てです。
日系二世アメリカ人監督リサ・モリモトが撮ったドキュメンタリーです。
彼女の叔父さんが、特攻隊員として訓練を受けたのに衝撃を受けたのだそうです。
特攻隊員の生存者のインタビューの数々は、実に重く貴重です。
そして、美しく散った特攻隊員は、実は自爆テロと重なるんですね。飛行機で突っ込む映像を見て、誰もが911を連想するのではないか、と思いました。
「もっと早く戦争を終わらせてくれたら、こんなに多く死ななくても済んだのに」という言葉が実に印象的でした。(うろ覚えで書いているので、正確ではありません)
何という悲しい戦争の犠牲者たちだったろう、と思います。
昭和天皇の姿が憎らしく思えて、しょうがなかったです。

映画「TOKKO-特攻-」公式サイト
【送料無料選択可!】TOKKO -特攻- / 洋画



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吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。アジアン雑貨・ファッションやパワーストーンも好き。西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!
身体にも環境にも良いエコ・石けん生活実施中&広めていきたいです。
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